ぼんやり浮うかんでたアイデア試ためしては
使つかえそうにないと目めを閉とじて
君きみにも話はなしてた やさしさについての
言葉ことばがかえって邪魔じゃまになる

誰だれかがいない間あいだに変かわろうとか
近ちかづく記念日きねんびを忘わすれようとする前まえに

消きえずに残のこってた あの日ひの思おもい出でに
すっかり心奪こころうばわれて
しないと誓ちかってた 約束破やくそくやぶっては
スタートの位置いちに逆戻ぎゃくもどり

そこから動うごいても意味いみはないと
誰だれかささやいていることに耳みみを貸かす前まえに

風かぜの吹ふくほうへと 誘さそわれるように進すすみ
新あたらしい景色けしき 探さがすことはきっと間違まちがいじゃない

出だせずにしまってた 手紙てがみを見渡みわたせば
浅あさはかなのに気きがついて
知しらずに決きまってた ルールを守まもっては
希望きぼうと絶望ぜつぼうをかきまぜる

このままでいいんだと言いい聞きかせて
目めの前まえのヒントを見みえないふりする前まえに

風かぜの吹ふくほうへと 誘さそわれるように進すすみ
見慣みなれた場所ばしょから 離はなれるのはきっと間違まちがいじゃない

君きみが微笑ほほえんで 手てを握にぎりしめたなら
いつも迷まよわずに たどり着ついていたのに

風かぜの吹ふくほうへと 誘さそわれるように進すすみ
新あたらしい景色けしき 探さがすことはきっと間違まちがいじゃない