ハチ公園こうえんの交差点こうさてん
渦巻うずまく人混ひとごみの中なかで
真まっ先さきに僕ぼくを探さがすのが
君きみの自慢じまんさ

月曜げつようには君きみの髪かみが
僕ぼくのシャンプーの香かおりに
週末しゅうまつは二人ふたりで暮くらす
プログレな恋こい

時ときには親友しんゆう 時ときにはLove Machine
それがいわゆる いい関係かんけいだよね

ライブを見みて 食事しょくじをしたら
同おなじバスで 帰かえるのさ
ワイン買かって ビデオ借かりたら
二人ふたりで鍵かぎ 回まわすよ

結婚けっこんした友達ともだちから
もらったセミダブルベッド
僕ぼくのシャツに着替きがえた君きみは
まるでジェーン・バーキン

エプロンなんて似合にあわない
ペアのカップ とんでもない
抱だきしめるたびに 新鮮しんせんで
カルトな気分きぶん

二人ふたりの愛あいは チャンスカードのよう
たまに逢あうだけでも 一度いちどで増ふえる

カウチでずっと 夜更よふかししたら
ピザのデリバリー頼たのむのさ
シャワー浴あびて あかりを消けして
同おなじ夢ゆめを見みるのさ

僕ぼくが選えらんだ 新作しんさくビデオ
君きみが首くびをかしげてる
二人ふたりでロードショー 見みたはずなんて
それは僕ぼくじゃないだろ
記憶きおくが途切とぎれる 何なにかが違ちがう