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よみがな
まだおさなころから あこがれていたものさ
たったふたつのちがいの おまえねえさん
もう一人ひとりおとうと しかったとうれしそう
だれより可愛かわいがってもらっていた

大人おとなになったいまなら
ぼくからの気付きづいても
不思議ふしぎはないだろうけど
なにかがそれをさまたげる

もうけっしてあのひとおとうとではいたくない
まえけられたら
こいかいえるのに

になるおんな仕草しぐさ面影おもかげさえ
どことなくていたよ おまえねえさん
よばれておとずねたいえ さがさずにいられずに
さりなくきだした その足取あしど

勇気ゆうきをふりしぼれたら
いますぐすべてつたえたい
えなくつのおもいが
ぼくにはとてもやりきれない

もうけっしてあのひとおとうとではいたくない
まえけられたら
こいかいえるのに