文字サイズ
よみがな
見上みあげている 夜明よあけのそら
ほそつきかんでる
はしゃぎすぎた昨日きのうよる
いやすように しずかに

らないまちのびすることを
おぼえていくわたし
こうして いくつのねむれないよる
えてゆけばいいのだろう

平凡へいぼんすぎる しあわせよりも
なにかをもとめて いたかった
皮肉ひにくなものね くしたもの
一番いちばん いま しいのに

ごめんねあいまもりきれなくて
あのおもいろあせる
とおくでいつも見守みまもっていると
わらったがゆれてた

ごめんねあいまもりきれなくて
わたしはもうもどれない
はじまる今日きょうむかえることが
いま 一番いちばん勇気ゆうき

見上みあげている 夜明よあけのそら
ほそつきえてゆく