母ははのように優やさしく強つよく 見守みまもっている
想おもい出での須磨すまの海うみに 沈しずむ太陽たいよう

夢ゆめを見みせてくれた黄色きいろい映画館えいがかん
毎日まいにちのように行いった

誰だれのために 笑わらって
誰だれのために 泣なく
ほんの一瞬いっしゅんで消きえた灯あかりが
少すこしずつ たくましく 夜よるを照てらす
誰だれのために 傷きずつき
誰だれのために 生いきる
ひび割われた大地だいち 雨あめよ降ふらないで
青空あおぞらに祈いのってる

窓まどガラス割われた校舎こうしゃ 風かぜが包つつんで
何なにもかも忘わすれ歌うたう 声こえを運はこんでく

グランドを犬いぬが駆かけ抜ぬける
鉄棒てつぼうで逆上さかあがりしてる子供こども

誰だれのために 笑わらって
誰だれのために 泣なく
ほんの一瞬いっしゅんで消きえた温ぬくもり
抱だきしめて たくましく 夜明よあけ目指めざす
誰だれのために 傷きずつき
誰だれのために 生いきる
風かぜに誘さそわれて 白しろいハトが
青空あおぞらに飛とんで行いく

誰だれのために 笑わらって
誰だれのために 泣なく
ほんの一瞬いっしゅんで消きえた灯あかりが
少すこしずつ たくましく 夜よるを照てらす
誰だれのために 傷きずつき
誰だれのために 生いきる
ブルーな気持きもちが 輝かがやくBlueへと
青空あおぞらに祈いのってる