いつまでも 手てを振ふって
見送みおくってくれた
あの時ときの君きみがなぜか
忘わすれられない

傷跡きずあとを隠かくすように
僕ぼくは うつむいた
信しんじられるものなんて
どこにも無ないんだ

心こころを閉とざしたままで
見みてないだけさ
不安ふあんと同おなじ数かずだけ
安やすらぎもあるから

Raindrops 僕ぼくの中なか
降ふり続つづく涙なみだ
Ah 悲かなしみの分ぶんだけ
強つよく…

誘さそわれて 微笑ほほえんだ
「やっと、笑わらったね」
差さし延のべた君きみの手てを
強つよく握にぎったよ

光ひかりの差さし込こむ場所ばしょへ
行いきたいけれど
身動みうごき出来できない何なにかに
押おさえられたままで

Raindrops 僕ぼくの中なか
降ふりしきる涙なみだ
Ah 後悔こうかいの分ぶんだけ
深ふかく…

Raindrops 僕ぼくの中なか
降ふり続つづく涙なみだ
Ah 喜よろこびの分ぶんだけ
熱あつく…

Raindrops いつの日ひか
僕ぼくから君きみに
Ah 会あいに行いく きっと
きっと…