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よみがな
きみぼく わけいかけた
んだ大空おおぞらした
夏草なつくさにおからませて
ゆうべがかなしかった

むぎわら帽子似合ぼうしにあう おさげのあの
明日あした、またあそぼう」指切ゆびきりげんまん

ゆめなか かえれる
あの ひびわらごえ
何年なんねんもたったいまでさえ
せつなさただよわせ…

あーときしずかにながれゆくよ
ひときるため なにかをけずって

いたくて いたくて
名前なまえらないきみ
今頃いまごろは あの時以上ときいじょう
笑顔えがお みせてるだろう

祖母そぼ微笑ほほえれて りゆくなつ
ぼくだけのこされてうごけない

あーときしずかにながれゆくよ
ひときるため むねがして

あーときしずかにながれゆくよ
ひときるため なにかをけずって