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よみがな
のこされた真夜中まよなか
まどからたしかめる
ひくくるまおと
たった今通いまとおりへえていく

we are free
それがきみ言葉ことばならしかたない

あいしてたとつぶやいた
きみはそっとためいき
きれいなさよならを
そしてぼくはうなずいて
ほそかたきながら
夜明よあけをていた

寝顔ねがおにkissをした
夜毎よごとのすれちが
ねむったふりをして
ゆるそうとしたきみのやさしさ

we are free
かたちにとらわれすぎた おたがいに

わかえることもなく
最後さいごのドア じたまま
一度いちどかず
やがてぼくはひとりきり
見慣みなれた部屋へや
夜明よあけをていた

たのしかったおも
今頃いまごろ むねいたみだす

最後さいご微笑ほほえんでいた
なみだはこぼしながらも
一度いちどかず
そしてぼくはひとりきり
見慣みなれた部屋へや
夜明よあけにねむれずに
あいしたままさよならを
めてるこのうで
夜明よあけがまぶしい