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「それじゃ」とって受話器じゅわきいた
はなりないわたしのこされる
なに期待きたいしてかけたの?
真夜中まよなかのTelephone Call

ぶっきらぼうな あなたに
7回ななかいコールして やっとつながった
ねむたそうで迷惑めいわくそうな
あなたのこえうれしかった

たったの3分さんぷんだけど
二人ふたり空白くうはくおも
あのころのあなたじゃない
あのころわたしじゃない

受話器じゅわき にぎりしめたまま
息苦いきぐるしい沈黙ちんもく忙殺ぼうさつされる

"けるんじゃなかった"なんて
こころおくむしのいい期待きたい
おとてて後悔こうかいわった

なに期待きたいしてかけたの?
後味あとあじわる身勝手みがってこころまれたの

たまらない現実げんじつ気付きづいた
わたし居場所いばしょなど ここにはもういと
いつの二人ふたりこころ
こんなにずれてしまった
後悔こうかいおしえてくれた
さよなら

いますぐタクシーとばして
いますぐいにきたい
衝動しょうどうられてたまらない
はだえれば
ける距離きょりもあるとしんじたい
どうかおねが
神様かみさま かれかえして・・・

かおるとえなくて
だから電話でんわで「き」とげた

このあいはじまりも
こいわりも
電話でんわだけがっている

LOVE IS OVER