つかまれた腕うでに振ふり向むいて
抱だきすくめられて 動うごけなくなる
うつむいた頬ほほを手てのひらですくって
唇くちびるを重かさねた 狂くるおしいほど

車くるまを停とめて海岸線歩かいがんせんあるいた
細ほそい月つきが蒼あおく照てらしてた
あなたの歩幅ほはばに合あわせて歩あるいてみた
泣なきたいほど幸しあわせだった

愛あいすることは 暖あたたかいこと
この気持きもち初はじめてあなただけがくれたの

言葉ことばには出ださなくていいから
このまま黙だまって 抱だきしめていて
たとえ他ほかの誰だれかを傷きずつけてでも
引ひき返かえせないほど 恋こいに落おちた

数かぞえ切きれないほど曲まがり角かどくぐり抜ぬけ
そして今いまあなたへと着ついた
優やさしい背中せなかにそっと寄より添そってみた
ねぇ きっとあなたで良よかった

愛あいする瞳ひとみ 曇くもらぬように
あなたの笑顔えがおをずっと守まもり続つづけたい

負まけないでどんな悲かなしみにも
輝かがやくあしたが 来くると信しんじて
切せつなさも喜よろこびもあなたとならば
分わかち合あえるの そう永遠えいえんに

愛あいすることは 生いきていくこと
あなたの隣となりをずっと歩あるき続つづけたい

つかまれた腕うでに振ふり向むいて
抱だきすくめられて 動うごけなくなる
うつむいた頬ほほを手てのひらですくって
唇くちびるを重かさねた 狂くるおしいほど

このまま永遠えいえんに抱だきしめていて