休やすみ時間じかん いつものグループ
ふざけた"JOKE"に すぐ集あつまる時ときも
みんなには 気きづかれぬように
彼かれを昔むかしから 見みつめて来きたけれど

彼かれの視線しせんは いつの間まにか 私わたしの横よこで
優やさしく笑わらう SAYAKAだけを 追おいかけてた

キャンプの時とき 並ならんで写うつした フォトグラフ
いつもアドレスの中なかに
届とどかない想おもいを 誰だれにも言いえず
真夜中まよなかのベッド ひとりで泣ないた

彼かれにあの頃ころ 打うち明あけてたら SAYAKAじゃなくて
私わたしが彼かれの 恋人こいびとだったかもしれない

放課後振ほうかごふりだした雨あめの中なか
同おなじかさにとび込こむ二人ふたり
乾かわいてたはずの涙なみだでにじむ

彼かれにあの頃ころ 打うち明あけてたら SAYAKAじゃなくて
私わたしが彼かれと 寄より添そいながら歩あるいたかしら
この雨あめに濡ぬれないで