この胸むねの くるしみを 誰だれかすぐに 抜ぬいてくれよ

オマエの まなざしが遠とおい空そらを 駆かけぬけてく
呼よんでみても むなしいだけ

夜よるの街まちをただ さまよい続つづける
オレは ピ エ ロ だよ

あの日二人抱ひふたりだき合あった 白しろい肌はだもくちびるも
気紛きまぐれとは 知しらず

恋こいの刃やいばが ズタズタに心こころを 切きり裂さく
テールライトに赤あかく赤あかく揺ゆれる 街角まちかど

いたずらな なぐさめは 雨あめに濡ぬれた イルミネーション
バラの花はなも 泣ないているよ

嘘うそと裏切うらぎりと甘あまいくちづけに おぼれていたのか

あてもなく傘かさもささず 人ひとの波なみに立たち尽つくす
夢ゆめなら もう いいよ

恋こいの刃やいばが ズタズタに心こころを 切きり裂さく
涙なみだににじむ あの日あまオマエがいた 街角まちかど

恋こいの刃やいばが ズタズタに心こころを 切きり裂さく
テールライトに赤あかく赤あかく揺ゆれる 街角まちかど