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空そらに舞まった 風花かぜはなのゆくえ
息いき 凍こおらせて 白しろい朝あさが眠ねむる
閉とじてた 窓開まどあけたら
遠とおい海鳴うみなり
この胸むね 包つつみ込こんで
あなたの気配けはい 打うち寄よせてくる
細ほそい月つきが ブランコに揺ゆれ
ひとひらの雪ゆき ルージュ溶とかしてゆく
絡からめた 指ゆびさきから
零こぼれた愛あいを
ガラスの 壜びんにつめて
記憶きおくの海うみに 沈しずめたのに
窓辺まどの 蜃気楼しんきろうは
くりかえす夢ゆめ
ゆらゆら漂ただよっては
白しろい季節きせつの 海うみに還かえる
息いき 凍こおらせて 白しろい朝あさが眠ねむる
閉とじてた 窓開まどあけたら
遠とおい海鳴うみなり
この胸むね 包つつみ込こんで
あなたの気配けはい 打うち寄よせてくる
細ほそい月つきが ブランコに揺ゆれ
ひとひらの雪ゆき ルージュ溶とかしてゆく
絡からめた 指ゆびさきから
零こぼれた愛あいを
ガラスの 壜びんにつめて
記憶きおくの海うみに 沈しずめたのに
窓辺まどの 蜃気楼しんきろうは
くりかえす夢ゆめ
ゆらゆら漂ただよっては
白しろい季節きせつの 海うみに還かえる