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よみがな
「さよなら きみ出会であえて たのしかったよ」
あなたは そうったまま こころじた

いつものCafe このまどからえる景色けしききだった

しろさくらあめ見慣みなれた 歩道白ほどうしろくぬらしてく
ながれないでねなみだ あなた これ以上いじょう きとめる わけにしたくない

きだとってくれたのも このせきだった

いつも二人ふたり このまどからとおりすぎる季節見きせつみてた

しろさくらあめらして あなたははし
ながれないでねなみだ あなたのクーペ 街並まちなみに えてしまうまで

いまでも まだ あのまどから ほほえむ あなたがえる

しろさくらあめわたしかたしろくぬらしてく
ながれおちてくなみだ おもいだすのは ウソのない二人ふたり笑顔えがおだけ

しろさくらあめと あたたかいかぜ すんだあおそら
ながれないでねなみだ わたしだけを 季節きせつりにしてゆく