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よみがな
海沿うみぞいからかぜあき気配けはい
桟橋さんばしくもが なびく
わったこい また しては
ひとり いきついた

だれよりちかかんじたこころ
だれよりとおはなれたけれど
一番いちばん いたいひと いま

おもとは まだ べなくて
こんなとき けたらいいのにね

おぼえたてのうた くちずさむような
下手へたあいかえ
大事だいじおもほど きみゆめ
いつか ゆるせなくなってた

いくつものよる かたかしたね
わかれるなんて おもいもせずに
笑顔えがおのままのきみが よぎる

だれよりちかかんじたひとみ
だれよりとおはなれたけれど
一番いちばん いたいひと いま

あおそらうばわれて
ぽっかりと むねみた自由じゆう

かなしみより さびしさより
あの きみのこしていった
この自由じゆうが せつない