舗道ほどうを包つつみ込こむ 桜花揺はなびらゆれている
ひとりきりも慣なれた心こころが騒さわぐ

三月最後さんがつさいごの日ひ 君きみに別わかれ告つげた
忘わすれないまなざし 広ひろい肩かた

鮮あざやかに
想おもい出でには変かわらない君きみがいる
もう二度にどと あの頃ころには戻もどれない わかってる
風かぜに吹ふかれ 時間ときを越こえ
夢ゆめの中なか 迷まよい込こむ

いつでも肩寄かたよせてはしゃいだ月日つきひは
モノクロの画面がめんで 胸むねに刻きざんだ

この手てにつかんだ 愛いとしい夢達ゆめたちと
同おなじ数かずの別わかれ ムダにしない

鮮あざやかに
想おもい出でには変かわらない君きみがいる
巡めぐり合あい すべて許ゆるせる 初はじめて思おもえた人ひと
今いまはどこで暮くらしてるの?
もう行いけない 君きみの世界くに

鮮あざやかに
想おもい出でには変かわらない君きみがいる
それぞれに大事だいじなもの 抱だきしめて生いきてるよね
輝かがやいていて 何なにがあっても
君きみだけは永遠えいえんに…