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よみがな
かえぎわ
いていた
ちいさなはなのような
健気けなげ
やさしさを
はい
かためた
道端みちばた

なく
って
五月雨さみだれしずく
みとめも
されぬうちに
いし
足跡あしあと
きざんでいた

ほおして
しまいたくなるほど
まどいのなかから
なみだ
おぼえればいいさ
まって
いきんで
あるいていける
から

がる
一瞬いっしゅん
ほのおあつさより
キャンドルの
とも
そっと
だれかと
かちたい
きっと
だれかに
つたえたい