得体えたいの知しれない黒くろい言葉ことばに
今日きょうも心こころをさらわれそうになる
過すぎし日ひの空そらは半透明はんとうめいに溶とけて
消きえ果はてぬ夢ゆめは今いまも胸むねの中なか

ごまかしながら生いきたって
誰だれも自分じぶんを騙だませやしないから
一人ひとりぼっちで泣ないた夜よるも
乗のり越こえられるよう笑わらってみせた

意味いみの無ない知識ちしきを偉えらそうにふりかざし
僕ぼくらに押おし付つけるのは頼たのむからやめてくれ
どうしようもないほどしょうもない僕ぼくだけど
自分じぶんの事ことくらい分わかっちゃいるから

無気力むきりょくな世代せだいなんて誰だれが決きめた
今いまここに夢ゆめと自由じゆうはある
ふんぞりかえって腐くさりきるその前まえに
失うしなわれた世界せかいに穴あなをあけろ

誰だれの為ためでもなく胸むねの高鳴たかなるまま
壁かべをぶっ壊こわすよ今日きょうを飛とび越こえて
いつか朽くち果はて忘わすれ去さられてしまっても
この想おもいが君きみに届とどくように
失うしなわれた世界せかいに穴あなをあけろ