黒くろい鳥とり はぐれていくよ
それを見上みあげて
口笛くちぶえを鳴ならしていた
今いまだけは そう今いまだけは
自由じゆうになるよ
…逃にげたけりゃ逃にげればいい

いつの日ひか忘わすれたけれどプラネタリウムの中なか
ニセモノの魔法まほうにかかる

「忘わすれるなよ 嫌いやな事ことなど」
「考かんがえるなよ 落おち込こむことなどないよ」
汚よごれていく あぁ堕おちて行いく
何なにかが見みえた
…キラリと光ひかる!

いつの日ひか口先くちさきだけでお前まえを裏切うらぎったよな?
夏休なつやすみ 暴あばかれた嘘うそ

傷いたみ隠かくす一面いちめんのこの景色けしきがねじれた心こころの奥おくの方ほうで
流ながれる汗あせと共ともに突つき刺ささる
…八月はちがつの魔法まほうが解とける

サヨナラを言いい忘わすれたよ
聴きこえてるかい?
僕ぼくのこの声こえが君きみに
聴きこえるかい?