川かわの辺あたりで しゃがみこんでいる
目めをむく晴はれに 似合にあわないでいる
降ふりしきる太陽たいよう 咲さくからには枯かれる

かき乱みだすだけで にごるのを見みてる
泡吹あわふく記憶きおくが はじけとんでゆく
乾かわききらない風かぜ 聞きこえるのは緑みどり

川かわの向むこうで けむりがゆれる
しわを寄よせては 気温きおんが上あがる
大たいしたものはないだろと言いう
それでもいいと あの娘こは笑わらう

垂たれ流ながすだけで 首くびごと泣ないてる
他ほかに日陰ひかげすら つくれないでいる
降ふりしきる太陽たいよう 乾かわききらない風かぜ

川かわの向むこうで けむりがゆれる
しわを寄よせては 気温きおんが上あがる
大たいしたものはないだろと言いう
それでもいいと あの娘こは笑わらう