エレベーターを貸かし切きって
展望台てんぼうだいまで上のぼろう
静しずかな時ときが二人ふたりを
夜空よぞらへと運はこんでく

あれが環状6号線かんじょうろくごうせん
その手前てまえが私わたしの部屋へやね
あなたの部屋へやは見みえない
霧雨きりさめにかすんで

たくさんの愛あいにつつまれ
二人ふたりは今日きょうまで来これたね
今度こんどここに来くる時ときには
同おなじ窓まどさがそう

同おなじ灯あかりともそう