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まるで のない言葉ことば
のどをつまらせては ながれてく

何度洗なんどあらっても ちないほど
ふかかなしみに よごれたい

きずついたり つけたり
いやしたり
できないのは もっとつら

ねむりについた横顔よこがお
たしかめながら
んで んで あなたの名前なまえんで
左手ひだりて にぎりしめた
ころがりんだ このむね
身代みがわりでいい
いて いて いて
こぼれちた こい欠片かけら
ひろあつめても
あなたには かえさない

いつか うみたくないかと
なぜか わたししたよね

このまま あの場所ばしょれてって
あわぬくもりに おぼれたい

また つぎこいすれば
いいじゃない
わかぎわの あまのじゃく

きざまに
情熱じょうねつ蹴散けちらしながら
んで んで あなたの名前なまえんで
右手みぎてそらげた
まとわりついた
残像ざんぞうくだけないまま
いて いて いて
そして あなたはわたし
こわれそうなむね
ナイフをてる

わらわせたり おちゃしたり
食事しょくじしたり
ちが意味いみいたいのに

始発しはつまえだれもいないホームで
んで んで
あなたの名前なまえんで
またよるけてゆく
いえへのみち
いつものように あるけば
いて いて いて
わすれようとするたび
名前呼なまえよたび
またきになっていく