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あかはなゆるおもいよ
あなたをもとめてる
そばにいたいよ

さみしいとは素直すなおえずに
いつもこころうそをついてた
ながれてゆくひと街並まちなみ
ぼくだけをのこしてく

曖昧あいまい言葉ことばならきかせないでよ
やさしくなんかしないで

あかはなゆるおもいよ
しろまる ふゆかして
こごえそうな季節きせつなか
あなたをもとめてる

ちいさな棘触とげふれたそのときに
こころ一滴血ひとしずくちなが
ながねむりついていた鼓動こどう
ただ高鳴たかなるばかりだった

もう二度にどもどれない日々ひびなげいて
夜空よぞら見上みあさけんだ

あかはなゆるおもいよ
一瞬いっしゅんいのちならば
かなしいくらいあざやかに
わすれぬように

りしきるゆきもって
あの日々ひびしてくだろう
すこのこえはもう
あなたにはとどかない
あいしているのに

あかはなゆるおもいよ
しろまる ふゆかして
こごえそうな季節きせつなか
あなたをもとめてる
そばにいたいよ