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幾1000年いくせんねん ときながれにかくれて
何1000年なんぜんねん かれらはひそかにてる
けっしてくだこといのさ
1000年せんねん監視者かんししゃはただてる ひとあいにく姿すがた

とある時代じだいでは 復讐ふくしゅう少女しょうじょ
べつ時代じだいでは まずしいおとここい

ああ 少女しょうじょ断崖だんがいうえ たった一人ひとり復讐ふくしゅう
無限むげんやみ支配しはいされても それでも弓矢ゆみや キリリ

最後さいご一矢いちやがついにきても
体射からだいぬかれにまみれても
少女しょうじょはたった一人ひとりあいして
1000年せんねん監視者かんししゃなにもいわず 少女しょうじょ姿見すがたみていた

まずしいおとここいしたおんな
わずかなかせぎで おくりものおくったのさ

ああ ガラスのチャチなゆみ おとこおもいはかな
けれども手痛ていた裏切うらぎられてさ 紅茶こうちゃどくれた

幾1000回いくせんかい おとこ名前なまえんでも
何1000回なんぜんかい こころそこやんでも
おんな目覚めざめるわけもかった
1000年せんねん監視者かんししゃなにわず ひざをつくおとこていた

幾1000年いくせんねん ひとかえつづける
何1000年なんぜんねん 監視者かんししゃ見守みまもるだけ
永遠えいえんだれめられないから
ひとがそう歴史れきしぶものを ひとあいにく日々ひび