The saint threw tears.
However,she was laughed.
There must be all nothing
I wished forever.

気きが付つけば僕ぼくらは 独ひとりで灰色はいいろの空そらに
祈いのりを捧ささげていたね 儚はかない夢ゆめの続つづきを願ねがって

只ただ、繰くり返かえすカレンダー 枯かれた草くさに眠ねむりを

光ひかりよ 母ははよ 僕ぼくらは手段しゅだんを無なくし
涙なみだした聖者せいじゃのように 行ゆき場ばを探さがして

この果はてない青空あおぞらに 僕ぼくは探さがしていた 君きみのこと
夢ゆめのような時間じかんだね 君きみと過すごして居いた日々ひびは

…こぼれた涙なみだはきっと僕ぼくが拭ぬぐうから。

加速かそくし、流ながれて、僕ぼくらは何なにを見みつけ
何処どこに行いくの?流ながれてくの? 行ゆき場ばを探さがして

この掌てのひらの中なかに 僕ぼくは見みつけだした 君きみのこと
歩あるき出だした少年しょうねんは 少すこし恥はずかしそうに笑わらった

…こぼれた雫しずくはやがて海うみへと還かえって。

また笑わらえる日ひが来くると 君きみと信しんじていた 日々ひびへ…。