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よみがな
れてゆくはなしろ部屋へや一人ひとり
しずみゆくきみつめてた

いつもうときみさみしそうにわらって
ほそくなったゆびからませた

こごえていた季節きせつこごえそうなよる
あたたかさをくれたひとみでした。」

どんな言葉ことばさえも ぼくおもけずに
さよならもえず見送みおくった

はるか、むかしからきみってたみたいに、
とても、とてもきみあたたかかった。

二人ふたり百合ゆりはなは、やがて呼吸こきゅうめた
きみそばには いつも おなはないて
なつになれば 百合ゆりはなきみ綺麗きれいかざ
おなじリズムで きみあるいてゆくよ。ずっと。ずっと。

まれわる はなしなんて まるで しんじないけど
いつかえる そんなして いたから いつか

はるか、むかしからきみってたみたいに、
とても、とてもきみあたたかかった。

二人ふたり百合ゆりはなは、きみねむってくれた
きみそばには いつも おなはないて
一緒いっしょたいよ どんな場所ばしょでも なにこわくはくて
おなじリズムで きみねむりたいよ。ずっと。ずっと。