真綿まわたのような 君きみの手てを握にぎりしめた
壊こわれそうな細ほそい肩かたを 抱だき寄よせ
呟つぶやく言葉ことばも涙声なみだごえ うまく言いえずに
遠とおくへ行いく 君きみへの最後さいごの言葉ことば

あの日君ひきみがくれた本当ほんとの優やさしさを
思おもい出だすと涙なみだが あふれ出だしかなわぬ思おもいが…

ただ君きみといたい そばにいたい ずっとずっと すべてをすてて
サヨナラするまで時間じかんを止とめて わずかな時ときを2人ふたりのために

風かぜがまだ少すこし 冷つめたい4月しがつの空そらは
君きみとはなれて初はじめての日曜日にちようびを
やけに真まっ青さおな空そらと 真まっ白しろな雲くもで
紛まぎらすように いつまでも包つつんでた

突然とつぜんの強つよい雨あめに凍こごえそうなときは
木こかげで休やすめばいい 僕ぼくが君きみの傘かさになるから

でも君きみはいない あの頃ころのように 膝ひざをかかえてる 君きみはいない
あなたと歩あるいた いろんな季節きせつを 一ひとつ一ひとつ 想おもい出だします

春はるの青空あおぞらも 夏なつの花火はなびも 秋あきの海辺うみべも 冬ふゆの嵐あらしも
(春はるの空そら 夏花火なつはなび 秋海辺あきうみべ 冬嵐ふゆあらし)
翼つばさがあるなら飛とんでゆきたい 遠とおい遠とおい君きみのそばに
(翼つばさがあるなら 遠とおい君きみのそばに)
今いますぐ…

ただ君きみといたい あの頃ころのように 海うみが枯かれても 空そらがおちても
ただ君きみといたい そばにいたい ずっとずっと すべてをすてて

ラララ…
あの日ひのように