今いまでも変かわらない
答こたえを求もとめているばかり
怪あやしい雲行くもゆきに
ずらせない予定よていも
また先送さきおくりね

崩くずれていく膝ひざの辺あたり
垂直すいちょくに落おちる涙なみだ
何なにを訊きいたって 右左みぎひだりで
空そらの上消うえきえる

ああ、明日あすがどうだって 君きみらはゆけ
馬鹿ばかげてるように甘あまい
ああ、僕ぼくは歌うたう 君きみらはゆけ
かまわずゆけ

過すぎてゆく笑わらい声ごえと
遠とおざかってゆく大事だいじな顔かお
カラになった夢ゆめ 笑わらいあってくれ
吸すい込こんだ ため息いきも知しらず

ああ、今いまがどうだって 君きみらはゆけ
守まもられた枠わくの中なか
俺おれのメロディーも 聞きかずにゆけ
飛とび越こえてゆけ

大概たいがいがそうなんだ 笑わらえ!
大体だいたいが損そんなんだ 喰くらえ!
いつだって急きゅうなんだ それで
突つっ張ぱってやってんだ 震ふるえ

冗談じょうだんの様ような夢ゆめ 笑わらえ!
簡単かんたんに言ゆうなんて 喰くらえ!
顔かおの無ない奴やつなんて それで
優越ゆうえつに浸ひたってるんだ まるで

逃にげ道みちを整備せいびして 叫さけぶ
当あたり障さわりない声こえ 消きえろ!
甘あますぎるナンバーは いらない!
辛からすぎるナンバーは 聞きかない!

そのうちに気きづくだろう それも
変かわらないは無ないだろう いずれ
報むくわれてゆくんだろう 希望きぼう
それくらい欲ほしいだろう いつか