君きみの置おき手紙てがみ また読よみかえし
ふと見みる外そとの雨あめ
さよならしるして ふるえた文字もじが
何故なぜだかせつなくて
涙滲なみだにじんだ文字もじが 読よみとれない
ぼくはくちびる噛かんで ひとり耐たえる
ああ

白しろい便箋びんせんに 淋さみしいきみの
横顔眼よこがおめに浮うかぶ
きみの哀かなしい気持きもち つたえるように
乱みだれ髪がみのような雨あめ 胸むねにしみる
ああ

雷鳴かみなりが響ひびけば ふるえてすがる
あどけないきみだった
春夏秋冬はるなつあきふゆと 暮くらした日々ひびの
想おもい出でがかけめぐる ラララ……

涙滲なみだにじんだ文字もじが 読よみとれない
ぼくはくちびる噛かんで ひとり耐たえる
きみの哀かなしい気持きもち つたえるように……
乱みだれ髪がみのような雨あめ 胸むねにしみる
乱みだれ髪がみのような雨あめ 胸むねにしみる