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思おもいやりたいことがある
あの日通ひとおり雨あめが降ふっていた
あたしをいつも気遣きづかった
思おもいがあたしにも持もてたなら
ママがそっと庭にわに広ひろげてくれた
簡易かんいのプールであの子ことけんかして
泣ないたカラスが笑わらって手てをつないで
朝顔色あさがおいろにハンカチ染そめてた遠とおい日々ひび

悔くやみきれないこともある
だけどあたしはまだほおずきを
欲ほしがる子こどもみたいに手てを伸のばし
気きづけば壊こわれてしまっていた
思おもいもかけずにあなた無邪気むじゃきに
見みせつけるすべてで次つぎは
誰だれの頬ほほふくらませるの
はじけそうな痛いたみ 切せつない優やさしさ
破やぶれないようにしたいけど

大好だいすきになるのは簡単かんたんだな
悩なやむことすら明あかるくて
ずぶ濡ぬれになったら駆かけ出だした

思おもいやりたいことばかり
素直すなおになればなるほど
あなたへの馬鹿ばかげた
自分じぶんのずるさ気きづいては
ごっこ遊あそびするのは
もうやめたんだ
今いまも通とおり雨あめに濡ぬれている