声こえは胸むねを刺さす プライド悲かなしい 百獣ひゃくじゅうの王おうの群むれ
全すべて与あたえて 飼かい慣ならした檻おりの中なかで 今夢いまゆめを見みる?

枯かれない向日葵ひまわり 花はなプラスチック綺麗きれいだね ずっとずっと
枯かれたマザーリーフ新あたらしい命残いのちのこして死しんでった

悲かなしくも美うつくしい世界せかい 誕生たんじょうが終おわりの始はじまりだろう?
創造そうぞうは破壊はかい 影かげの為ための光ひかり 葡萄ぶどうとコルク 君きみと僕ぼく 全すべてが表裏ひょうりのはずだろう?
なのに表おもてか裏うらか君きみのいない世界せかいは 暗くらい 暗くらい

太陽たいようさえ焦こがす様ような想おもいも
鈍にぶい傷痕きずあとを残のこして 陽炎かげろうに変かわった

恋こいを拾ひろった 偽者にせものなのにキラキラと輝かがやいて
愛あいを詩うたえばたった三行さんぎょうで詩うたい終おわる愛あいでした

悲かなしく美うつしい世界せかい 枯かれない花はなが心こころに咲さく

ここにいるよ 汚よごれたままで
僕等ぼくらは笑顔えがおも忘わすれてしまうから
風かぜになって 大空深おおぞらふかく沈しずんで行ゆこう
君きみへの熱ねつだけ残のこして

ここにいるよ 一人ひとりでいるよ
僕等ぼくらは涙なみだも忘わすれてしまうかな?
太陽たいようさえ焦こがす様ような恋こいも
時ときが浚さらってく ほら染そめてく
大切たいせつな景色けしきを