一度いちどきりのそのキスは
夜空よぞら 横切よこぎった流星りゅうせい
何なにか祈いのる
余裕よゆうもないくらい
儚はかなく…
一度いちどきりのそのキスは
胸むねがときめいた流星りゅうせい
夢ゆめのように
一瞬いっしゅんで終おわった偶然ぐうぜん
愛あいの奇跡きせき

「ずっと 友達ともだちでいよう」なんて
やさしさを取とり違ちがえて
急きゅうに離はなしたあなたの手てが
余計よけいに寂さみしくさせるから

潮風しおかぜが冷つめたくて
意地悪いじわるをされたみたい
ここまで来きたのに…
砂浜すなはまの足跡あしあとを
波なみが消けす
何なにもなかったかのように…

触ふれたはずの唇くちびるは
どこか消きえてゆく流星りゅうせい
記憶きおくの中なか
光ひかりを引ひきながら
切せつなく…
触ふれたはずの唇くちびるは
どこか消きえてゆく流星りゅうせい
美うつくしくて
思おもい出でにならない幻まぼろし
愛あいの痛いたみ

“向むかい合あうこと”を避さけるなんて
これ以上近いじょうちかづけない
何なにを心配しんぱいしているの?
あなたに傷きずつけられてもいい

瞬またたいた街まちの灯ひと
誰だれかから見みられている
愛あいしていること
感情かんじょうの高波たかなみと
衝動しょうどうに
何なにをためらったのでしょう?

一度いちどきりのそのキスは
夜空よぞら 横切よこぎった流星りゅうせい
何なにか祈いのる
余裕よゆうもないくらい
儚はかなく…
一度いちどきりのそのキスは
胸むねがときめいた流星りゅうせい
夢ゆめのように
一瞬いっしゅんで終おわった偶然ぐうぜん
愛あいの奇跡きせき

もう一度いちど
この空そらに
落おちてゆく星ほしを
見みつけたら すぐ
抱だきしめて
キスの続つづきしてね
絶対ぜったい…

一度いちどきりのそのキスは
夜空よそら 横切よこぎった流星りゅうせい
何なにか祈いのる
余裕よゆうもないくらい
儚はかなく…

触ふれたはずの唇くちびるは
どこか消きえてゆく流星りゅうせい
記憶きおくの中なか
光ひかりを引ひきながら
切せつなく…
触ふれたはずの唇くちびるは
どこか消きえてゆく流星りゅうせい
美うつくしくて
思おもい出でにならない幻まぼろし
愛あいの痛いたみ