人ひとはみな飛とんでみたいのに
重力じゅうりょくに騙だまされてるんだ
誰だれもほんとは飛とべるんだよ

君きみが部屋へやの隅すこっこ しまい忘わすれた あの一輪車いちりんしゃ
ホコリ払はらい昔むかしみたいに乗のってみよう
もいちど

アリガトウ、って君きみに言いえたら
アリガトウ、って君きみが笑わらえば
行いったり来きたり 楽たのしくなる
君きみが大好だいすきになる

心配しんぱいなんていらないよ いっしょにいるから
一人ひとりぼっちじゃない

人ひとはみな愛あいされたいのに
裏返うらがえしのことしちゃうんだ
誰だれも素直すなおになりたいくせに

あのコがあんなに哀かなしそうなのは
自分じぶんの影かげをどこかに忘わすれてきちゃったからかも
それなら

アリガトウ、って君きみに言いえたら
アリガトウ、って君きみが笑わらえば
行いったり来きたり うれしくなる
君きみがシアワセになる

それでも言いえないことが心こころにあるなら
言いわなくてもいいよ

本当ほんとうのことは決けっして目めには見みえないのさ
かたちなんていらない

アリガトウ、って君きみに言いえたら
アリガトウ、って君きみが笑わらえば
行いったり来きたり 楽たのしくなる
君きみが大好だいすきになる

心配しんぱいなんていらないよ いっしょにいるから

うれしくっても涙なみだがでるなんて、不思議ふしぎだ