咲さき乱みだれて 咲さき乱みだれて 散ちる恋こい 儚はかなくて
春はるの夜よるに 泣なき疲つかれて 眠ねむろう
心こころ 傷きずつき はじまる カタルシス
前まえに 進すすめないままで

優やさしい君きみの声こえ 聞きこえた気きがして目覚めざめる
要いらないニュースばかり キャスターは僕ぼくに話はなしかける

忘わすれたくないことは すぐに忘わすれるのに
忘わすれたいことは 消きえない
君きみの顔かおも 君きみの肌はだの 温ぬくもりさえ
僕ぼくを今いまも 苦くるしめる

咲さき乱みだれて 咲さき乱みだれて 散ちる恋こい 儚はかなくて
春はるの夜よるに 泣なき疲つかれて 眠ねむろう
心こころ 傷きずつき はじまる カタルシス
前まえに 進すすめないままで

窓辺まどべに佇たたずんでる ジャケット 冬過ふゆすごしたよね
温ぬくもり重かさねたくて 袖そでを通とおしても冷つめたいよ

まだ外はずせない ペアリングが 絡からまる度たび
赤あかい糸いとが 解ほどけてゆく
手繰たぐり寄よせた その先さきには 君きみはいない
脱ぬけ殻がらだけ 抱だきしめた

気付きづいてないわけじゃない
気付きづいてないフリして
逃にげてばかりの この僕ぼくは
記憶きおくに包つつまれて

咲さき乱みだれて 咲さき乱みだれて 散ちる恋こい 儚はかなくて
春はるの夜よるに 泣なき疲つかれて 眠ねむろう
心こころ 傷きずつき はじまる カタルシス
前まえに 進すすめないままで 彷徨さまよう