旅立たびだて 若人わこうどよ
君きみの体からだが 燃もえ尽つき
灰はいになる前まえ 出でかけよう
知しらない町まち 名なもなき土地とち
旅たびせよ

いらないもの 全部捨ぜんぶすてて
鍵かぎもIDカードも車くるまも全部捨ぜんぶすてて
ほんの一握ひとにぎりの サバイバル
知恵ちえを 詰つめ込こんで

飛とび出だせ 青あおい星ほしへ
荒あれた大地だいちを 耕たがやせ
腹はらが減へったら 食くえるものみんな
どんな物ものも食たべて生いきよ
狩人かりゅうど

命いのちと命いのちがぶつかる
生いき残のこるために必要ひつようなものって何なに?
この目めで 今確いまたしかめたい
鳥とりの羽はばたきを

どうして 人ひとは 生うまれた?
この星ほしの上うえ
どうして 人ひとに 生うまれた?
時空じくうの風かぜの中なか

追おいかけてくる何なにかを
がむしゃらに振ふり払はらいながらも 前まえに進すすむ
それでも 拭ぬぐえない何なにかを
ここで受うけ止とめる
ここに受うけ入いれる

道みちは 果はてしなく続つづいてく
旅たびは 果はてしなく続つづいてく