見慣みなれた街並まちなみも 慣なれ親したしんだ場所ばしょも
明日あしたになればもう 遥はるか遠とおくに
行いってしまうようで 消きえてしまいそうで
なんだかとても怖こわいけど とても不安ふあんになるけれど

別わかれの時ときに流ながれ落おちた 涙なみだが川かわとなって
根ねから幹幹みきみきから枝えだ 伝つたって蕾つぼみになるから

サクラの花はなが咲さいて ヒラヒラと
煌きらめいて揺ゆらめいて 散ちって行ゆく
それはあなたとの出会であい あなたとの別わかれのように愛いとしくて
切せつない儚はかない 届とどけたい想おもい乗のせて
ヒトヒラフタヒラ サクラの花はなは今年ことしも咲さいているから

喧嘩けんかしたっきり 結局最後けっきょくさいごまで謝あやまれなくて
晦日みそかも正月気分しょうがつきぶんも抜ぬけて ふてくされてる自分じぶんが居いて
そんなままで 君きみと離はなれて
二度にどと会あえないことが分わかって
遠とおい先さきの未来みらいで また巡めぐり会あえる日ひはsomeday

名前なまえさえも思おもい出だせないくらいに 離はなれたって
その声こえやその仕草しぐさ きっと忘わすれないハズだから

サクラの花はなが咲さいて ヒラヒラと
煌きらめいて揺ゆらめいて 散ちって行ゆく
それはあなたとの出会であい あなたとの別わかれのように愛いとしくて
切せつない儚はかない 届とどけたい想おもい乗のせて
ヒトヒラフタヒラ サクラの花はなは今年ことしも咲さいているから

悩なやんだってしょーがない
立たち止どまっても どーしょーもない
枝葉えだはのような 分わかれ道みちのような
人生じんせいは先さきが見みえない でも
風かぜに吹ふかれて 雨あめに打うたれて
例たとえ折おれてしまったとしても
またそこに花はなは咲さき その先さきの未来みらいに種たねをまく

サクラの花はなが咲さいて ヒラヒラと
煌きらめいて揺ゆらめいて 散ちって行ゆく
それはあなたとの出会であい あなたとの別わかれのように愛いとしくて

あふれ出だすこの想おもいを ヒラヒラと
風かぜに乗のせ今いますぐに 伝つたえたい
それはゴメンねの涙なみだ ありがとうの笑顔えがおのように不器用ぶきようで
切せつない儚はかない 届とどけたい想おもい乗のせて
ヒトヒラフタヒラ サクラの花はなは今年ことしも咲さいているから