未来みらいの私わたしが笑わらってなくても あなたとの今いまを覚おぼえてて欲ほしい

心こころの始はじまりは強つよすぎて 言葉ことばじゃ間まに合あわなくて
足たりないからどんどん足たすから 弱よわくなって終おわりにした

繰くり返かえす事ことを疑うたがわずに 無なくす事ことを恐おそれずに
自分じぶんのじゃない物語ものがたりの はじっこに隠かくれて笑わらった

そうしなきゃどうにも 息いきが出来できなかった
たいして好すきでもない でも繋つないだ毎日まいにち

あなたのためとは 言いえないけど
あなた一人ひとりが聴きいてくれたら もうそれでいい

約束やくそくは誰だれかと作つくるもので 誰だれかが頑張がんばり屋やで
追おい付つけなくて離はなれて 自分じぶんだけがまだ持もってる

明日あすに望のぞまなくなったのは 今日きょうがその答こたえだから
諦あきらめて全部受ぜんぶうけ入いれて でもはじっこに隠かくして持もってる

滲にじんでも消きえない ひとり見みた桜さくら
眠ねむりの入いり口ぐちで 手てを繋つないで見みてる

変かわれなくて いつも戸惑とまどうけど
誰だれか一人ひとりが認みとめてくれたら もうそれでいい

過去かこからの声こえは何なにも知しらないから 勝手かってな事ことばかり それは解わかってる
未来みらいの私わたしが笑わらってなくても あなたとの今いまを覚おぼえてて欲ほしい

心こころの始はじまりは脆もろすぎて 言葉ことばには嫌きらわれて
何なにをどうしたって手遅ておくれで 砕くだけ散ちって終おわりにした

終おわりにしたら始はじまって 言葉ことばも心こころも超こえて
ささやかな響ひびきになって さよならの向むこうへ

変かわれなくて いつも戸惑とまどうけど
誰だれか一人ひとりが笑わらってくれたら 僕ぼくはこれがいい

あなたのためとは 言いえないけど
あなた一人ひとりが聴きいてくれたら もうそれでいい

未来みらいのあなたが笑わらってないなら 歌うたいかける今いまに 気付きづいて欲ほしい

未来みらいの私わたしを思おもい出だせたら あなたとの今いまを忘わすれなくていい