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はるかなる大地だいちみしめていたのはわか血潮ちしお
とおそら おもいはいつもそこにあった あわゆめ

びたかげ ふるたすように あのひとはそっとわらっていた

いずれまたおう かえりはせず そそひかりへとはしけて
だれらないでながれてゆくはなよ やがてかわとなりうみとなりてえゆく

何故なぜぼくらはわすれてしまうのだろう 日々ひびなか
何故なぜぼくらはかえしてしまうのだろう なにえず

つくられた空虚くうきょ樹海じゅかいへ いつまでもまよんだまま

いのち価値かちとか平等びょうどうがどうとか孤独こどくおそれてくちをそろえ
なにらないで世界せかいぎてゆく あふれる言葉ことばもれてゆく 星屑ほしくず

万朶ばんださくらあかつきそら下眠もとねむ
かえくは栄華えいがなる幻想げんそう

いのち価値かちとか平等びょうどうがどうとか孤独こどくおそれてくちをそろえ
なにらないで世界せかいぎてゆく あふれる言葉ことばもれてゆく

まだ目覚めざめないその眼差まなざいまこそひらいて
またかがやきを太陽たいよう いまもっとたかくへのぼるさ