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よみがな
ああそうだった あのんでたサイダー
頑張がんばってやっとれたきみ
たのしい日々ひびはウソのようにぎていった
いきおいと時間じかんはたくさんあって

タンクトップからのぞく素肌すはだがしたなつの
ひとにしない
だけど ふたりはあっけなくわってゆくの
あわくてはかないそんなストーリーでした

サイダー もうけないけど
あわえてゆく
サイゴ までわらってた
とおい なつのこと。

何年なんねんたったかもよくわからないけど
いまこうして町並まちなみをながめてると

あのころみたいな二人ふたりがそこらじゅうにいる
かさわせておもしてる
はじけてころがって きみ手離てはなさなかったら
いまでもとなりにいられたのかな?

サイダー もうえないけど
あわえてゆく
なみだ グラスいっぱいに
めた なつのこと。

サイダー 夢中むちゅうになれた
あのもどりたい
いた ただこいしてた
あまい なつのこと。