「この声こえが聴きこえていますか?」
呼よんでいる 胸むねのずっと 奥おくのところで

どうかひとりぼっちの その隣となりのもう一人ひとりのひとりぼっちでいさせて
だって二人ふたりいれば ふたりぼっちさ ほらね もう一人ひとりじゃない

誰だれかがそばにいないのが 淋さみしいわけじゃないんだよ
この痛いたみ誰だれか気付きづいてと そんな心こころがきっと泣ないてたんだね

今いま 際限さいげんない悲かなしみの 要塞ようさいを走はしり抜ぬけて 君きみに会あいに行ゆくよ
実際じっさい 散々探さんざんさがし回まわっているんだ 遠とおく聞きこえた泣なき声ごえに
耳みみを澄すまして

It's calling for youeself

たったひとつだけのその命いのちは 決けっして君きみを離はなす事ことはないよ
ただ一人君ひとりきみの命いのちの火ひは 君きみを信しんじて燃もえてる

声こえにならない声こえも 上あげそこねた叫さけびも
響ひびく深ふかい心こころの底そこから こんな所とこにいたの 見みつけたよ

今いまに崩くずれ落おちそうな 君きみが見みせた笑顔えがお この胸痛むねいたくて
もう何なにも言いわなくていいよ 繋つないだその手てだけは 離はなさないで

今いま 際限さいげんない悲かなしみの 要塞ようさいを打うち砕くだいて 君きみを連つれて行ゆくよ
いいかい 全力ぜんりょくで走はしり切きるんだ 置おいていかれた君きみが待まつ
涙なみだの場所ばしょへ

君きみを信しんじて燃もえている 僕ぼくのところへ

It's calling for yourself