そんな あどけない顔かおして 眠ねむってるあなたも
悩なやみは たぶんあるのね
やがて 大人おとなになったとき きっとわかるでしょう
どこにも ゴールなどないこと
それでも それでも 走はしっている

長ながい時間じかんをくぐりぬけ あなたは
きっと 見みることになるでしょう
遠とおいゴールじゃなく そこには
あなたのことを かけて来くるのを 待まってる人ひとがいる

いつか 私わたしは立たち止どまる 黄昏たそがれに包つつまれ
静しずかに あなたの足音あしおとを聞きいてる
果はたせぬ夢託ゆめたくして

長ながい坂道さかみちのむこうに 輝かがやく
空そらに 近ちかづいて行いったら
われるような拍手はくしゅ 聞きこえる
あなたのことを かけて来くるのを 待まってる人ひとがいる

長ながい時間じかんをくぐりぬけ あなたは
きっと 見みることになるでしょう
今いまは 果はてしのない道みちのり
小ちいさな足あしで 走はしり始はじめた あどけないあなたヘ