明日あすが今いまも呼よび止とめる
慣なれないことばかりの近頃ちかごろに独ひとり言ごと
いつも心こころで会話かいわして

甘あまい気持きもち変かわらずに
理想りそうだけが膨ふくらみ続つづけている君きみは
嫌いやなことは後回あとまわしで

一人ひとりの夜よる
憧あこがれる様ように
何なにもかも夢ゆめみたいに

思おもい描えがく未来みらいの中なかを
歩あるき出だしたばかりの君きみは
求もとめたもの見みつけられずに
時間じかんだけがただ過すぎてゆくだけ

少すこし前まえのこの桜さくら
自分じぶんの心塗こころぬり潰つぶすように色付いろづいた
胸焦むねこがすそれぞれの道みち

近道ちかみちでも遠回とおまわりしても
掴つかみたい夢ゆめの続つづき

その心こころが薄うすれないように
君きみは明日あすを見続みつづければいい
答こたえなんて今いまは要いらない
言いい聞きかせて自分じぶんの胸むねに

そして今いまを繰くり返かえす事ことがない様ようにそっと瞳めを閉とじて

何度なんどだって
振ふり返かえればいい
怖こわがらずにゆっくり ほら前向まえむいて

明日あすを掴つかむ強つよい心こころも
意志いしも全すべて君次第きみしだいだよ
思おもい描えがく未来みらいの中なかを
歩あるき出だしたばかりの君きみへ

そして今いまを繰くり返かえす事ことがない様ようにそっと瞳めを閉とじて