ふくれてすねて泣なき出だす 上目うわめづかいの危あぶない娘こ
抱だかれてキレて別わかれた 憎にくいあいつに三連敗さんれんぱい

Ah 海沿うみぞいの街まちで 二人ふたり 暮くらした遠とおい日ひ
かっこつけても 俺おれをなじるように
潮風しおかぜまで頬ほほを殴なぐる

そうゆうカンジの湘南しょうなん そぞろ歩あるけば鵠沼くげぬま
当然とうぜん 渋滞じゅうたい 国道こくどう ジリジリ燃もえる太陽たいよう
逃にげ場ばもない 灼熱しゃくねつらぶ

寄よせては返かえす波なみさえ 情なさけないほどブルースで
おいてきぼりの江えノ島しま 淋さびしいくせに愛想笑あいそわらい

Ah 夕陽ゆうひが泣ないてる 別わかれ話ばなしの潮時しおどき
かっこつけても せせら笑わらうように
カモメたちが俺おれを睨にらむ

最終電車さいしゅうでんしゃに揺ゆられて 夢ゆめから覚さめりゃ品川しながわ
砂すなを噛かむよな都会とかいは きっと今夜こんやも熱帯夜ねったいや
逃にげ場ばもない 灼熱しゃくねつらぶ

もういいカンジの湘南しょうなん よそ者ものたちよ いらっしゃい
16号じゅうろくごうから渋滞じゅうたい お祭まつり騒さわぎのクラクション
熱あつくなれば お前まえの負まけ
灼熱しゃくねつらぶ