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寂さみしげに手酌てじゃくする男おとこの背中せなかに
他人たにんの空似そらにでもどきりとするの
あの人ひとはどこでどう暮くらしてるの ああ一人酒ひとりざけ
お店みせを変かえずに働はたらいてるの
ここできっと ここできっと も一度会いちどあえる
操立みさおて待まつ身みには夜よるは長ながい
東京恋情とうきょうこいなさけ
理由わけありの女おんなだと お客きゃくは言ゆうけど
所詮しょせんは他人事たにんごと 冷ひやかしの種たね
純情じゅんじょうがあだになる 浮世うきよのせい ああ口惜くちおしい
顔かおでは笑わらって 心こころで泣ないてる
ものいえば 愚痴ぐちになり 女おんながすたる
気きがつけば二年目にねんめの冬ふゆが来きてた
東京恋情とうきょうこいなさけ
ひと花はなもふた花はなも咲さかせてみせると
世間せけんに啖呵切たんかきった男おとこの見栄みえに
惚ほれちゃえばそんなことどうでもいい ああじれったい
飲のんでも酔よえない人恋ひとこいしさに
私わたしだって 私わたしだって 生身なまみの女おんな
薄情はくじょうなあの人ひとを当あてにしてる
東京恋情とうきょうこいなさけ
他人たにんの空似そらにでもどきりとするの
あの人ひとはどこでどう暮くらしてるの ああ一人酒ひとりざけ
お店みせを変かえずに働はたらいてるの
ここできっと ここできっと も一度会いちどあえる
操立みさおて待まつ身みには夜よるは長ながい
東京恋情とうきょうこいなさけ
理由わけありの女おんなだと お客きゃくは言ゆうけど
所詮しょせんは他人事たにんごと 冷ひやかしの種たね
純情じゅんじょうがあだになる 浮世うきよのせい ああ口惜くちおしい
顔かおでは笑わらって 心こころで泣ないてる
ものいえば 愚痴ぐちになり 女おんながすたる
気きがつけば二年目にねんめの冬ふゆが来きてた
東京恋情とうきょうこいなさけ
ひと花はなもふた花はなも咲さかせてみせると
世間せけんに啖呵切たんかきった男おとこの見栄みえに
惚ほれちゃえばそんなことどうでもいい ああじれったい
飲のんでも酔よえない人恋ひとこいしさに
私わたしだって 私わたしだって 生身なまみの女おんな
薄情はくじょうなあの人ひとを当あてにしてる
東京恋情とうきょうこいなさけ