文字サイズ
よみがな
霧雨きりさめ石畳いしだたみ
ふたりであるいたわね
あなたは相合傘照あいあいがさてれてはにかんだ
無邪気むじゃきなその笑顔えがお
よみがえるまるで昨日きのうのように
ねがいがかなうならもう一度いちど
出会であいたい時間ときもどしたい

ぬくもりこいしくてせつなくておもをなぞっては
追憶ついおく迷路めいろのこされ
雨降あめふ夕暮ゆうぐれにのぼ面影おもかげきしめて
永遠えいえん色褪いろあせないように

うすれゆく微笑ほほえみが
わたし不安ふあんにする
ひろつめたいベッドで身体からだまるめる
はげしくちつけるあめ
うばかすかなひかりさえ

さよならえなくてつらぎてくしじて
あのときのかけらをさがもと
孤独こどく旅人たびびとわりなきかなしみとって
まぼろしをみつめつづけるの

きみかさない
きみはなさない
きみわすれない
ぼくちかうよ
きみまもれない
よわおとこだね
こんなぼくゆるしてよ

ぬくもりこいしくてせつなくておもをなぞっては
追憶ついおく迷路めいろのこされ
雨降あめふ夕暮ゆうぐれにのぼ面影おもかげきしめて
永遠えいえん色褪いろあせないように

にくめないてられてかされて心引こころひかれても
もう二度にどだれかをあいせはしない
孤独こどく旅人たびびとわりなきかなしみとって
まぼろしをみつめつづけるの