文字サイズ
よみがな
ちが本能ほんのう身体からだ
脈打みゃくうつ「ぎゃく」をえんじてた
しずかにすがりつくように

二人ふたりはとても綺麗きれいだった
けがれ」をりすぎてたから

ばらばらに倩欲じょうよくさきあいしているとこたえて

嘲笑あざわらうかのようにしのきずしがる
いたみよりもふかくあなたかんじてたから
えんじてゆける

こわれてく理性りせい身体からだ 脈打みゃくうつ「ぎゃく」をつめてた
そのおぼれるように

二人ふたりはとても綺麗きれいだった…

ばらばらに倩欲じょうよくさきあいしているとこたえて

嘲笑あざわらうかのようにしのきずしがる
いたみにしずめあなたおも

首筋くびすじわせるそのさえしんじていたい

愛憎あいぞう狭間はざま ゆめていた
ぬくもりががれてゆく
情欲じょうよくまみしんじたあいわりに

奈落ならく