ねぇどうして?
心こころが伝つたわらないんだろう
窓まどの外そとでは雨あめが降ふってる

ねぇどうして?
人ひとは傷きずつけ合あうんだろう
何なにも答こたえず雨あめが降ふってる

まるで街まちは氷こおりの世界せかいで
触ふれたら凍こごえるほど冷つめたくて

目めを閉とじて願ねがっている
優やさしさに逢あえること
その夢ゆめを傘かさにして
青空あおぞらを待まつの
…あした天気てんきになぁれ

ねぇ教おしえて
ときどき見みえなくなる訳わけを
窓まどを叩たたいて雨あめが降ふってる

ねぇ教おしえて
どこか間違まちがっているなら
かき消けすように雨あめが降ふってる

まるで1人闇ひとりやみの中落なかおちて
出口でぐちのない迷路めいろで揺ゆれている

目めを閉とじて浮うかんでくる
懐なつかしい微笑ほほえみを
この夜よるの傘かさにして
青空あおぞらを待まつの
…あした天気てんきになぁれ

目めを閉とじて願ねがっている
優やさしさに逢あえること
その夢ゆめを傘かさにして
青空あおぞらを待まつの
…あした天気てんきになぁれ
…あした天気てんきになぁれ