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なみだのリグレット
笑顔えがおからこぼれた
夏色なついろまち かがやくから

サヨナラのかわりに
ちいさくうなずいて
ぼくたちはあるきはじめる

バスを
となりで
夕暮ゆうぐれそっと
ならんでみた

わるくないね?
恋人こいびとえるかな

まどガラスにうつった
ふたつのかげちぎれるように
ぼくたちは大人おとなになってゆく

あきらめのわる少年しょうねんだって
イタズラにはな横顔よこがお
じたけど
わかってるつもり…

なみだかなしみの
そばにあるだけじゃない
いまこんなにもいとしくなる

はじまりのサヨナラ
えなかった約束やくそく
ぼくたちはあるきはじめる

電話でんわする」
ってってた
うそつきがっている

おさななじみ
みたいなものだろって

そんなににぶいままで
都会とかいらしてゆけるの?
こらえてるはずなのに

なみだのリグレット
笑顔えがおからこぼれた
夏色なついろまち かがやくから

サヨナラのかわりに
ちいさくうなずいて
ぼくたちはあるきはじめる

本当ほんとうはつよがりの自分じぶん
きらいになりそうな日々ひび

ゆっくりとかえ
きみこえこえた

かなうかわからない
でもくしかないだろ?

そんなこと
っているから

なみだにかくれてる
言葉ことばたちがこえる
いつかかならくるしくなる

本当ほんとうにサヨナラ?
もどれない約束やくそく
ぼくたちはかかえてゆくのに

la la la …
夏色なついろのままえた…