もしも必然ひつぜんが本当ほんとうにあるなら
こうして出逢であい 離はなれた事こともきっと

"運命うんめい" そうだったと思おもえるの
まだ今いまは寂さびし過すぎて 探さがしてしまうあなたの影かげ

「お願ねがいどうか時間ときを戻もどして
あの気持きもち思おもい出だして」なんて言いわないから
ただ私あたしがあなた想おもう この気持きもちだけは 忘わすれないで…

互たがい分わかり合あい 納得なっとくしたのに
あの時とき 笑顔えがおで 別わかれを選えらんだのに

こんなにも溢あふれてくるこの涙なみだ
「大好だいすき」と言いえていた日々ひびの自分じぶんが恨うらめしくて

「でもそう何なにかが違ちがっていた 私あたしじゃダメだったんだ」
そう言いい聞きかせるしかない
みじめな私あたしをあなたは知しらない このまま

偶然街ぐうぜんまちで会あい 懐なつかしいあの声こえを背せに
走はしり出だした夜よるに 追おわれるのは誰だれの声こえ?
何なにも見みないように 何なにも聞きこえないように
振ふり返かえらずただ走はしった

大丈夫だいじょうぶいつか忘わすれられる
そう信しんじてここまで歩あるいて来きたけど
まだ私あたしの胸むねの中なかはあなたでいっぱい 破やぶれそうなほど

「どうか どうか時間ときを戻もどして
あの気持きもち思おもい出だして」なんて言いわないから
ただ私あたしがあなた想おもうこと どうか
ないことにしないで… しないで…