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この手紙読てがみよころ
きみはどこにいるのかな
いつも不機嫌ふきげんかお
そのわけかったいま
あえてくちにするのがれるから
きみつづるこのうた

わらってわらって 無理むりに せがんだ
不自然ふしぜんなつくり笑顔えがお可愛かわいいから

きみのためにつづったうた
しあわせはづけないもの
たとえばそんなかん
空見上そらみあげて
つぶやきかけて
くちびるかんで
はにかむきみ
その仕草しぐさ

いつもまえあるくから
わざとしてみたんだ

おしえておしえて 何度なんどもせがんだ
とおくをながめてこえてないのかな

きみのためにつづったうた
あめにもけずかぜにも
たとえばそんなかん
ぼくためにいつもきみ
いてみちびいてくれた
その背中せなか

あるきみちかづきたくて ある
その歩幅ほはばちぢまらないまま
はなこともなく またある

不安ふあん 躊躇ためらうれいさえも
すべてひっくるめいま自分じぶん
それにづけたから

きみのためにつづったうた
あめにもけずかぜにも
たとえばそんなかん
何度なんど言葉ことば出来できないおも
きみとおくへかないよう

ぼくつよくなるのだ